濃霧の乗鞍岳(朝日岳)
天気:霧・小雨
メンバー:さかい、K君(スノーボード)
8:20 三本滝駐車場
9:00 位ヶ原山荘
10:15 肩の小屋口(大雪渓下)
11:10 肩の小屋
12:25 朝日岳蚕玉岳鞍部
13:00 ドロップイン
13:50 位ヶ原山荘
後輩のK君と乗鞍を目指します。
K君は学生時代ワンゲルで登山をしていましたが、山でのスノーボードは初めて。
さかい氏は3年ぶりの登山&バックカントリースノーボードでちょっと不安。
しかし残念なことに、もの凄い気圧配置!
5月だというのに梅雨入り&台風接近。
これでは山の天気は絶望的、、、
でも奇跡的に雨は上がりました。
乗鞍行きを決行!
三本滝8:20発のバスで位ヶ原山荘へ。
こんな天気にもかかわらずバスには20名ほど乗車していました。
今のところ視界は良好。
薄日が差すこともあり、動くと暑いくらいです。
乗鞍エコーラインを横断し上を目指します。
K君のボード用ブーツにはアイゼンがうまく装着できなかったため、登山靴で登り、滑走時にボード用ブーツへ履き替える作戦にしました。厳冬期ではないので稜線上で靴を履き替えても大丈夫でしょう。
霧が濃くなってきました。しかも小雨まじり。
小屋付近で雷鳥と遭遇。気付けばあちこちから雷鳥の鳴き声が聞こえます。やはり天気は崩れるか。
稜線上は雪が解け、登山道が川になっています。
さかい氏、運動不足で体がキツイ。この登りで何回も足がつってしまいました。K君はさすがに若いだけあって元気。
2850m朝日岳 蚕玉岳 鞍部付近。
風が強く、視界もほとんどありません。
剣ヶ峰まで行きたいところですが、「さかい氏疲労」「視界なし」「強風」「K君初心者」ということで、上へは行かず、ここから滑ります。
K君は登山靴からボード用ブーツへ履き替え。
お互いを見失わないよう、一気に滑らず、少しずつ進むことにします。雪質はシャーベット状、凍結箇所も無く比較的滑りやすいコンディションです。
まずはK君から。初のバックカントリースノーボードで、どんな滑りを見せてくれるか?
とりあえず滑りは問題なさそうですね。
続いてさかい氏ドロップイン。
この後、乗鞍大雪渓 Web Siteの方から取材を受けました。乗鞍岳の現地情報をいつも参考にさせてもらっています。
この取材分はこちらに掲載されてます。
何も見えない。
どちらへ進めば良いのかさっぱりわからない。
もし誤った方向へ向かってもエコーラインの除雪部分に出るので大丈夫。
最後の壁に挑むK君。
雪面は筋状のデコボコで滑りにくいです。
ゆっくりと滑ってきましたが、それでも1時間弱で位ヶ原山荘到着。あっという間です。
下りのバスを待つ間、山荘で一服です。
三本滝~乗鞍高原へ下山し温泉へ向かいます。
本日は山水館信濃のお風呂をいただきました。こちらの温泉は「乗鞍高原温泉(白色、湯川源泉)」「わさび沢温泉(透明)」の二つの源泉を引湯しています。