奥武蔵 県民の森 丸山

奥多摩・秩父

天気:晴
メンバー:さかい

今年の冬は関東でも度々大雪に見舞われた。
ならば近場でも滑れるのでは…
土曜の朝、窓の外を見ると奥多摩や秩父の山々はうっすらと雪化粧をしている。
「あそこだ!」
早速、道具を車に積み込み、都幾川を経て奥武蔵方面へ向かった。
当初、堂平近辺に目標を定めていたのだが、白石峠付近まで上がっても日陰に多少雪がある程度でとても滑れるような状況ではい。予定を変更しさらに上を目指すと、路面はいきなり圧雪orアイスバーンとなる。途中、大野峠直前で、スタックして林道を塞いでいる車を救助。ノーマルタイヤでチェーンもつけず、よくここまで上がって来たもんだ。無事に下界へ戻れただろうか…


結局、辿り着いたのは「県民の森」。
やはり積雪はたいしたことない。
せっかくここまで来たのだから、この近所の最高峰丸山(960m)へ登ってみる。雪の登山道を登ること15分。丸山山頂に到着。積雪は30cm以上。にもかかわらずおばちゃん登山隊がゾロゾロ登って来る。
で、山頂付近から北側の斜面を見ると…
案外滑れそうじゃない?ココ?
雪もそこそこある。


早速斜面を偵察。
積雪やヤブの状態を確認。
これならイケる。
車へ戻るとボードを担いで再び斜面へ、、、


まずは丸山の北西にある小ピークから北東側の比較的ブッシュの少ない斜面を選んでドロップイン!!
木を避けながら(ぶつかりながら?)一瞬で下ってしまったー でも楽しい!


次なるゲレンデは丸山。
アプローチは尾根の登山道からではなく、斜面の状況を確認しつつ北斜面を登った。
本日2度目のドロップイン。北へ延びる尾根。
滑ってみると意外にヤブがひどい。斜度と雪質のせいでショートターンが難しく、前半は木に抱きつきながら下ることになった。後半は傾斜も緩くなり、滑りやすくなったのもつかの間、すぐにゴール地点へ到着してしまった。
尾根の登山道は登山者が多いため、滑らない方が無難。


ゴール地点から雪に埋もれた遊歩道を少し歩き、丸山北面から落ち込む谷筋を偵察。こちらは尾根ほどヤブが濃くなく(それでもかなりの立ち木があるが)滑走できる距離も長い。吹きだまりでは積雪も多い。もう一本行きたいところだがこの時点で14時を過ぎていた。下りの道路が凍結する前に下山したい。今日は引き上げることにしよう。

県民の森・丸山周辺は思い立ったらすぐに行けるゲレンデだ。埼玉県という土地柄、冬場でも全く雪がないこともあるが、関東平野で積雪があった直後であれば滑走できるだろう。本格的な滑走は無理だが、ツリーランの練習・雪上でのトレーニング程度であれば十分楽しめる。