槍ヶ岳(3180m) 飛騨沢
槍ヶ岳(3180m) 飛騨沢 晴れ
メンバー アニ
04:49 新穂高温泉無料P
06:06 柳谷近く (MTBをデポ)
09:27 槍平
12:35 飛騨沢乗越
13:28 槍ヶ岳
14:28 ドロップイン
14:50 槍平
16:17 柳谷近く
17:01 新穂高温泉無料P
GW第2弾、去年に続き槍ヶ岳に行くことにした。今回は飛騨沢である。金沢の先生の記録を参考に、アプローチにMTBを使うことにする。深夜、新穂高に着き2時間の仮眠で起床。外に出ると他にもMTBを用意してきている山スキーヤーが何人かいる。
指導センターに登山届を提出して右俣林道へ。重荷に押したり漕いだりしながら柳谷の少し先でMTBをデポ。間違えて白出沢に入ってしまうがすぐに気がついた。右俣谷に入ったがトレースがしっかりしているのでツボ足で歩くことにする。所々にあるデブリの上はカチカチで歩きにくい。
滝谷をすぎるとやや傾斜がましてくる、しばらくして単独のスキーヤーが下ってきて立ち話しをする。槍平で小休止、シールにワックスをかけスキー歩行開始。ここから標高差でまだ1200mあるかと思うとちょっと萎えてしまう。
大喰沢をすぎるといよいよ飛騨沢だ。爆音を響かせてヘリコプターが飛来した、槍の上空で旋回して新穂高の方に戻っていった。遭難だろうか?
乗越は見えているが中々近づいてこない、スキーでの登高が厳しくアイゼンで歩くことにする。やはり15年以上前に買った幅60mmの骨董シールでは無理があるか。稜線に出ると槍の雄姿が素晴らしい。
山荘にザックをおいて早速ピークハントに出かける。頂上に着くと急にガスがかかり、雪がちらつき始めた。写真を撮ってすぐに下山。
下りは緊張させられる、梯子をおりていると2人パーティが登ってきていた。
出だしのクラストした斜面を抜ければあとは自由に滑るのみ。まだたくさんの人が登ってくる中、羨望の眼差しを感じつつターンをしていくのは快感である。槍平に着くとテント村が広がっていた、一杯やっている人がいたりしてうらやましい。
ここからは体力勝負だ!アップダウンがあり、デブリの通過も難儀である。板の滑らない緩斜面にブッシュが行く手を阻む。白出への登りが近づき、板が傷つく前にツボ足に変えた。柳谷でMTBにまたがり、後は新穂高まで恐怖のダウンヒルある。未舗装路の下りでスピードが出すぎてしまう。カーブミラーで写真を撮るが、さすがに疲れの色が濃い。
帰りに乗鞍高原某所に顔を出す。サカイさんが来ていて、ステーキ(サーロインだったと思う)をご馳走になってしまった。明日乗鞍岳に行くとのことでした。
アニ 記