荒砥沢
オグナほたかスキー場から前武尊を越え荒砥沢へ。トラブル続きでハードな行程となってしまいました。
スキー場トップから前武尊までは、スプリットボードでシール歩行です。途中から勾配がキツくなりアイゼンを装着しようとしましたが、DIY改造した留め具に雪が詰まりなかなか装着できず、格闘の末なんとか装着。かなり時間をロスしてしまいました。
前武尊(2040m)を越え剣ヶ峰直下の鞍部から荒砥沢へドロップ。ここで非常事態発生。そういえばボードのセッティングを調整してから試走していなかった、、、普段通りに荷重できない!元々ヘタクソなのでこれは致命的。
それでもなんとか藪だらけの重くて深い雪を乗り切り1700m付近まで下ると、その先を見て呆然。雪が少なく谷はとても滑れるような状況ではありません。
しばらく立ちすくんていると救世主が登場。BCスキーのパーティーが追い越し十二沢方面へ登って行きます。荒砥沢の滑走はここまでとし、自分も再度シールを付け、彼らが付けたトレースをありがたく使わせてもらうことにします。尾根でそのパーティーに追い付きトレースのお礼を言うことができました。
さて、十二沢を滑走してスキー場へ戻るわけですが、スキー場のリフトから丸見えな十二沢でお粗末な滑りを披露し、なんとか無事帰還。
ギアは事前にきちんと点検しないと命取りに。反省することが多い山行でした。